2010年04月20日

<普天間移設>徳之島で反対集会 1万5000人が参加(毎日新聞)

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の県外移設候補地とされる鹿児島県徳之島の亀津新漁港(徳之島町)で18日、移設反対を訴える集会が開かれ、住民や島内3町長らが参加した。主催側は目標の1万人を上回る1万5000人が参加と発表した。「移設反対」のプラカードを掲げた参加者は「長寿、子宝、癒やしの島に米軍基地はいらない」との大会決議を採択し、移設反対の民意を鳩山政権に突きつけた。

 島内の徳之島、天城、伊仙の3町や島内の団体でつくる「徳之島への米軍基地移設反対協議会」が主催した。同島の人口は3町合わせて約2万6000人だが、大会の数日前からは集落の区長や防災無線、街宣車などを通じ島民の参集を呼びかけたほか、島外から労働組合など団体の関係者も駆けつけた。参加者数は先月28日に開かれた集会の4200人(主催者発表)を大幅に上回った。

 集会では、行政や女性団体など計16団体の代表ら次々に登壇し「移設反対」をアピール。大久保明・伊仙町長が「この集会で、移設できないことを政府は確信するだろう。島を守るため、頑張っていこう」と呼びかけると、会場を埋め尽くした島民から大きな拍手が湧き起こった。

 集会には、地元選出の徳田毅衆院議員(自民、鹿児島2区)ら国会議員や社民党県議が出席。公明党衆院議員もメッセージを寄せたが、民主党国会議員の出席やメッセージはなかった。徳田氏は奄美地方振興の予算減額を引き合いに出し「振興策を盾に基地を受け入れろというのか。島民を愚ろうしている」と鳩山政権を強く批判。共産党の仁比聡平参院議員も「普天間をどこに移転しても同じ苦しみを与える」と国外移設を強く訴えた。【村尾哲、斎藤良太】

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2010年04月16日

長野発B級グルメでまちおこし 8月にコンテスト開催(産経新聞)

 B級グルメに長野が参戦−。静岡県富士宮市の富士宮やきそばなどご当地B級グルメが話題となる中、長野市でも創作メニューを生み出して、まちおこしに役立てようという取り組みが始まった。

 長野青年会議所が中心となり、長野市で8月7日に行われる市民祭り「長野びんずる」でコンテストを開催し、B級グルメ作品を決定する。コンテスト優勝者には賞金30万円が贈られるとともに、優勝作品は飲食店や屋台、家庭などに広まるようにPR活動も行われる。

 13日にはB級グルメの全国的な取り組みの現状を知るために、富士宮やきそばを全国に有名にした立役者の渡辺英彦氏による講演が長野市で行われた=写真。

 渡辺氏は講演で「B級グルメとして成功させるためにはメディアの露出度を上げることが重要」と訴えた。

 B級グルメのコンテストは1次、2次予選を実施し、3作品が決勝戦に進み、びんずる祭りの当日に食事した人の投票で決定する。応募方法など問い合わせは長野青年会議所(電)026・228・3260。

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2010年04月12日

薬物犯罪で死刑に波紋、日弁連「厳しすぎる」(読売新聞)

 日中国交正常化以来初めて中国で日本人の死刑が執行された。

 6日、政府内には「他国の司法制度についてとやかく言えない」との声があがる一方で、日本弁護士連合会などからは「人の命を奪っていない犯罪で死刑は厳しすぎる」との声も上がっている。

 死刑を執行された赤野光信死刑囚(65)は麻薬密輸罪で判決が確定していた。薬物犯罪での死刑適用を巡っては、菅財務相が3日、温家宝首相に「日本の基準からすると厳しいという感覚を持つ人が多い」と伝えていた。外務省は、「薬物犯罪を巡って海外で日本人に死刑が執行された例は聞いたことがない」としている。

 執行について、ある法務省幹部は「死刑は厳しいとは思うが、中国の裁判で決まったことにこちらから意見するのは内政干渉」と冷静な見方。「日本で薬物犯罪に死刑を適用しているわけではなく、これを機に国内で死刑制度の是非について大きな議論が起こることもないのでは」と語った。

 一方、日弁連や「アムネスティ・インターナショナル日本」(東京)は政府に中国に対し執行停止を求めるよう声明を出していた。日弁連死刑執行停止実現委員会事務局長の小川原優之弁護士は、「人の死に至っていない犯罪で死刑が執行されるのは、国際人権の観点から許されない」と語り、日本が国連人権理事会の理事国を務めていることから、「政府は邦人の命を守ることに最大限の努力をすべきだった」とした。

 アムネスティの担当者は、「中国では十分な弁護活動が行われていない事件もあるとの報告もあり、今回の事件でも適正な手続きが行われたのか疑問が残る」と語る。今後、中国大使館前で抗議活動を行うという。

 ただ、中国側は、外国人の死刑囚に対しては一定の配慮をしているとの見方もある。中国の刑事法に詳しい王雲海・一橋大教授は、「中国人の死刑囚の場合、判決確定から1〜2か月で執行されることも多い。赤野死刑囚は確定から1年近く刑が執行されておらず、外国人に対しては慎重に刑を執行している可能性がある」と話している。

          ◇

 千葉法相は、執行前に行われた6日の閣議後記者会見で、中国が執行予定を通告してきていたことに触れ、「それぞれの国で司法制度は異なるのでコメントは難しい」としながら「中国の対応が日本の世論の反発を招くことにならないか懸念している」と述べた。

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